プログラミング言語の誕生と特徴

1、プログラミングの誕生

プログラミング言語の誕生に欠かせないのが、コンピュータの誕生です。コンピュータは、0と1の2進数ですべてを計算しています。ここからまず生まれたのが、機械語です。 機械語は0と1を羅列し、コンピュータを制御していましたが、人間が0と1だけを見て理解するのは容易ではありませんでした。そこで、人間が見て理解しやすくしようと、アセンブリ言語が誕生します。

2、C言語の登場

制御構文などに高水準言語の特徴を持ち、ハードウェア寄りの記述も可能な言語です。高水準言語とは、記述の抽象度が高い言語、つまり、人間が見て理解しやすいということである。C言語を学習することによって、コンピュータの基礎理解を深めることができる上に、言語自体が他の言語の基礎となっていたりするため、エントリーとしてもってこいの言語です。

3、Java言語の登場

マルチプラットフォーム、高速なVM中間言語コンパイルインタプリタで実行。革命的なオブジェクト指向言語が登場します。特に革新的なのは、マルチプラットフォームであること。仮想マシンによって、環境に依存することなく、アプリケーションが動作します。オブジェクト指向の意味としては、「効率よく開発するための考え方の1つ」のことです。アプリ開発が大規模になってくるとプログラムが複雑になり、プログラムの追加をしたり、修正を行うのに時間が多く費やされたりなどと難易度が高くなるのは必然です。

3、Swift言語の登場

さてお待ちかねの言語Swiftです。2014に発表された。アップル製OS上で動作するアプリケーションの開発に従来から用いられていたObjective-CObjective-C++、C言語と共存することが意図されている。対象としているOSが、MacOSiOSであり、iPhoneiPadなどの端末で使えるアプリ、もしくはMacパソコン向けのアプリを開発することができます。筆者もこの言語を使用し、アプリを開発しておりました。UIの作成、ボタンやテキストボックスとの紐づけが非常に簡単になっています。特徴としては、変数の型指定をしなくてもよいや、メモリの解放もコンパイラが行ってくれるので、コードを書く必要がないということです。開発環境はXcodeを使用します。

4、まとめ

機械言語からの進化をたどってみると今の言語は、果てしなく高水準言語です。もはや人間言語といってよいくらい、非常に理解しやすい言語となっています。また、コードを記述する人が楽できるような統合開発環境の登場やメモリ解放などの考慮もしなくて良くなり、昔から比べると比にならないくらい進化を遂げています。